ベント型蓄電池は主に自動車用のバッテリーとして用いられるもので電解液が充填された蓄電池です。
充放電中に内部でガスが発生しますが通気孔を設け内圧を開放し、外部へと放出する仕組みです。
通気孔にはフィルタが備えられているので、電界中の硫酸の飛散防止、引火誘爆の対策が取られています。
ベント型蓄電池は充電時の取り扱いが非常に簡単というメリットが有ります。
但し、充電中には水の電気分解反応と自然蒸発により電解液に含まれる水分が失われますので定期的に電解液料を確認しなければいけず、液量が少なければ精製水を補充する必要があります。
産業用のベント型蓄電池は触媒栓を取り付け電気分解によって生じた酸素を逃し水素ガスのみを吸着し、放電時には空気中の酸素を利用して水素を水に戻す事が可能となっています。
ベント型蓄電池は2つの極板構造がありペースト式は大電流の放電に、クラッド式は長寿命の特性をそれぞれ持っています。
ペースト式はUPSやエンジン始動用にクラッド式は電話交換機などに使用されています。

ニッケルカドミウム電池は、繰り返し充放電可能な二次電池の1種で、ニカド電池と呼称されることもあります。
正極活物質にオキシ水酸化ニッケル、負極活物質にカドミウム 、電解液に水酸化カリウムを用い電圧は約1.2Vです。
最大の特徴は何と言っても充放電を繰り返すことが出来る点であり、最大で500回ほどの充電に耐えられるほどの頑丈さがあります。
大電流の特性があることからコードレス電話や、電動工具、シェーバー、非常照明などに使用されています。
ただ定格電圧は1.5Vよりも低いので適用不可の電気機も多く、汎用性がやや低めなのが難点と言えます。
また自己放電による容量低下が多く、1日放置しているだけでも結構な容量の電池を消耗してしまいます。
メモリー効果も発生するという欠点があり電気が残っている状態での継ぎ足し充電をしてしまうと充電容量が減少してしまうので使用には注意が必要です。
ニカド電池に含まれるカドミウムは有害物質であることから、利用されるケースは少なくなってきています。
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